ガルバリウム鋼板外壁は、月日の経過とともに少しずつ劣化してしまいます。
そのため、塗装を再度する必要があるのですが、外壁の塗装費用がいくらぐらいかかるのか、塗装時期はいつがいいのか、わからないことが多いですよね。
そこで、ガルバリウム鋼板外壁の塗装費用や塗装時期について、紹介します。
ガルバリウム鋼板外壁の塗装費用は?
ガルバリウム鋼板は金属素材の一種で、家の外回り部分を構成する建材、つまり外壁材として多くの建材メーカーが採用しています。
錆びにくく、耐久性が高い特徴がありますが、塗装する必要があるのでしょうか?
なぜガルバリウム鋼板外壁を塗装するのか?
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく耐久性が高い特徴がありますが、決して錆びないわけではありません。
雨風や紫外線にさらされていれば、劣化していずれは錆びてしまうので、塗装してガルバリウム鋼板を保護する必要があります。
しかし、一度塗装しただけでずっと保護できるわけではないのです。
ガルバリウム鋼板外壁の施工後に塗装をしますが、その時塗装された塗料が乾いて硬化すると塗膜という膜ができます。
塗膜は月日の経過とともに雨風や紫外線にさらされて、少しずつ劣化していきます。
塗膜がはがれるとガルバリウム鋼板外壁がむき出しになり、雨風や紫外線などに直接さらされて、そのまま何もしないでおくと劣化が進み錆びていきます。
錆びを放置すると最悪の場合、家の外回り部分を構成する建材、つまりガルバリウム鋼板がダメになり雨漏りなどが発生することもあります。
そのため定期的に、ガルバリウム鋼板外壁を塗装する必要があるのです。
ガルバリウム鋼板外壁の塗装費用はいくらぐらい?
ガルバリウム鋼板外壁に定期的に塗装しなければいけない理由は、わかりましたが塗装費用はいくらぐらいかかるのでしょうか?
30坪の家だと、ガルバリウム鋼板外壁の塗装費用は60~120万円ほどになります。
費用に幅があるのは、塗料の種類や外壁の劣化状況によってかかる費用が違うためです。
1㎡あたりの塗装費用の目安は、下表の通りです。
塗料 | 1㎡あたりの塗装費用 | 耐久年数 |
---|---|---|
ウレタン塗料 | 約1,700~約2,500円 | 8~10年 |
シリコン塗料 | 約2,100~約3,500円 | 10~15年 |
フッ素塗料 | 約2,000~約5,000円 | 15~20年 |
ウレタン塗料を使えば塗装費用は抑えられますが、耐久年数が短いので長期的に考えるとあまりおすすめできません。
しかし、長く住むつもりがないといった理由がある場合は、ウレタン塗料を使用して塗装費用を抑えるのもいいかもしれません。
ガルバリウム鋼板外壁の塗装費用を抑えたい場合は、助成金または補助金の申請を検討してみてください。
ガルバリウム鋼板外壁に断熱機能や遮熱機能がある塗料を塗装した場合は、省エネにつながるので、省エネ住宅改修補助の助成金がもらえるかもしれません。
断熱機能や遮熱機能がある塗料を塗装しない場合でも、住宅リフォーム資金助成に該当する可能性があります。
そもそも助成金または補助金制度がない自治体もあるので、今住んでいる自治体のホームページや窓口で助成金または補助金の制度があるか、あるなら助成金または補助金をもらうための条件や申請の手順を調べてみてください。
- 一度塗装しただけでずっと保護はできない
- 錆びを放置すると最悪の場合雨漏りが発生することもある
- 30坪の家だと塗装費用は60~120万円ほど
- 助成金や補助金制度を申請できると、費用を抑えられる
ガルバリウム鋼板外壁の塗装時期は?
ガルバリウム鋼板外壁の塗装をする理由や塗装費用について、紹介しました。
では、ガルバリウム鋼板外壁の塗装時期とはいつなのでしょうか?
自分で外壁の劣化状況を判断する方法と一緒に、解説します。
ガルバリウム鋼板外壁の塗装時期はいつ?
ガルバリウム鋼板外壁は10年~15年ぐらいを目安に、塗装をしましょう。
しかし、家がどのような環境にあるかによって目安にしている年数は変わります。
たとえば、海沿いに家がある場合は塩害、塩によって通常よりも早く塗膜がはがれてしまい、ガルバリウム鋼板外壁が劣化してしまう可能性があります。
ガルバリウム鋼板外壁の劣化を判断するには?
塗装時期は10年~15年と紹介しましたが、自分でどのくらい外壁が劣化しているか判断できたら、ベストなタイミングで塗装できますよね。
外壁の劣化状況を判断する方法について紹介します。
まずは、ガルバリウム鋼板外壁の色が薄くなっていたり古ぼけたりしたら、塗装する目安になります。
色が薄くなっていたり古ぼけたりしたら、塗膜の機能が落ちているからです。
また、ガルバリウム鋼板外壁を直接手で触った時に白い粉っぽいものが付く、チョーキングといわれる現象が起きているときも塗装する目安になります。
白い粉は、雨や紫外線などが原因で塗料の中の顔料が粉になってガルバリウム鋼板外壁の表面に現れたもので、白亜化現象とも言われています。
- 10年~15年ぐらいを目安に塗装すべき
- 色が薄くなったり、古ぼけていたりしたら塗装の目安
- チョーキング現象が起きている時も塗装の目安
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく耐久性が高い特徴がありますが、決して錆びないわけではありません。
錆びるのを防止するためにも塗装するのですが、塗装された外壁は雨風や紫外線にさらされて月日の経過とともに劣化してしまうのです。
そのため10年~15年を目安に再度塗装をする必要があるですが、費用はあまり安いとは言えません。
助成金・補助金制度を上手く利用して、塗装費用を抑えましょう。
外壁塗装は築10年を越えたら!
築10年を超えている場合や、自宅の外壁が次のような状態になっている場合は、助成金と相見積もりを活用して外壁塗装をすることをおすすめします。
- 外壁に剥がれている部分やひびが入った部分がある
- 外壁に錆びが浮いている
- 外壁にシミや色褪せがある
- 外壁に苔や藻、カビが発生している
- 外壁に触ると手に粉がつく
放っておくと家の劣化を招き、下記のようなトラブルが発生する可能性も。
- すきま風が入ってくる
- 雨漏りが発生する
- 築年数以上に古い印象を与える
- 災害時に大きな被害を受ける可能性がある
- 家の資産価値が下がる
すき間風や雨漏りが発生すると快適に過ごせなくなるだけでなく、家の耐久性を損ね、地震や台風などの災害時に大きな被害をもたらす可能性があります。
実際の築年数よりも古びた印象を与えるうえ、耐久性の問題から資産価値も下がります。
それでも何の手も打たないでいると劣化が進行し、修理しようと思った時には多額の費用がかかることに・・
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更に、外壁塗装は、自治体や国から助成金や補助金をもらえる可能性が高いです!
多くの場合、支給される助成金額は
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自治体によっては
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