ガルバリウム鋼板屋根は、雨風や紫外線にさらされて少しずつ劣化してしまいます。
そのため、塗装を定期的に行う必要があるのですが、屋根の塗装費用がいくらぐらいかかるのか、塗装時期はいつがいいのか、知らない人も多いでしょう。
そこで、ガルバリウム鋼板屋根の塗装費用や塗装時期について、紹介します。
ガルバリウム鋼板屋根の塗装費用は?
ガルバリウム鋼板は錆びにくく耐久性が高いという特徴があるため、屋根に取り付けられる仕上げ材、つまり屋根材として広く使われています。
錆びにくい特徴があるなら、どうして塗装する必要があるのでしょうか?
どうしてガルバリウム鋼板屋根を塗装するのか?
ガルバリウム鋼板は、錆びにくい特徴がありますが金属素材であるため、全く錆びないとは言い切れないのです。
雨風や紫外線にさらされて、劣化していずれは錆びてしまいます。
そのため、塗装してガルバリウム鋼板を保護し、寿命を延ばす必要があるのです。
しかし、一度塗装しただけで何十年も保護できるわけではありません。
ガルバリウム鋼板屋根の工事を行った後に塗装をしますが、塗った塗料が乾いて固まると塗膜という膜ができます。
塗膜は時が経つにつれて雨風や紫外線にさらされ、少しずつ劣化してしまうのです。
塗膜がはがれるとガルバリウム鋼板屋根がむき出しになり、雨風や紫外線などに直接さらされて、そのまま放置すると劣化が進み錆びていきます。
錆びを放置すると最悪の場合、屋根に取り付けられる仕上げ材つまりガルバリウム鋼板がダメになり雨漏りなどが発生する可能性があります。
そのため定期的に、ガルバリウム鋼板屋根を塗装する必要があるのです。
ガルバリウム鋼板屋根の塗装費用はどのくらいかかる?
ガルバリウム鋼板屋根は定期的に塗装する理由は上記で紹介しましたが、塗装費用はどのくらいかかるのでしょうか?
30坪の家だと、ガルバリウム鋼板屋根の塗装費用は25~50万円ぐらいになります。
費用に幅があるのは、塗料の種類や屋根の劣化状況によってかかる費用が違うためです。
1㎡あたりの塗装費用の目安は、下表の通りです。
塗料 | 1㎡あたりの塗装費用 | 耐久年数 |
---|---|---|
ウレタン塗料 | 約1,700~約2,500円 | 約8年 |
シリコン塗料 | 約2,100~約3,500円 | 約10年 |
フッ素塗料 | 約2,000~約5,000円 | 約15年 |
高い塗料ほど耐久年数は長いのですが、その分費用がかかります。
塗装する際は、どの塗料にするのか業者と話し合って下さい。
ガルバリウム鋼板屋根の塗装費用を抑えたい場合は、助成金または補助金制度の利用を検討してみてください。
断熱機能や遮熱機能がある塗料を塗装した場合は、省エネにつながるので、省エネ住宅改修補助の助成金が自治体からもらえる可能性があります。
断熱機能や遮熱機能がある塗料を塗装しない場合でも、住宅リフォーム資金助成に当てはまることがあり、自治体によっては子育て世代や若年世代などを条件としている場合もあります。
しかし、そもそも助成金または補助金制度がない自治体もあるので、今住んでいる自治体のホームページや窓口で助成金または補助金の制度があるか、あるなら助成金または補助金をもらうための条件や申請の手順をガルバリウム鋼板屋根の塗装前に調べてみましょう。
- 塗装してガルバリウム鋼板を保護し、寿命を延ばす必要があるため
- 30坪の家の場合の塗装費用は25~50万円ぐらい
- 高い塗料は耐用年数が高いが、費用もかかる
- 助成金・補助金を利用できると費用が抑えられる
ガルバリウム鋼板屋根の塗装時期は?
ガルバリウム鋼板屋根を塗装する理由や塗装費用について、紹介しました。
では、ガルバリウム鋼板屋根の塗装時期とはいつなのでしょうか?
また、自分で屋根の劣化状況を判断する方法はないのでしょうか?
ガルバリウム鋼板屋根の塗装時期はいつごろ?
ガルバリウム鋼板屋根は、10年~15年ぐらいを目安に塗装をしましょう。
しかし、家がどの地域にあるのか、気象条件などによって塗装の時期は一概に10年~15年とは言えないのです。
たとえば、台風上陸が多い地域だと強い風で飛ばされたものが屋根に当たったりすると、傷がつきそこから錆びる可能性もあるのです。
ガルバリウム鋼板屋根の劣化を判断するには?
塗装時期は10年~15年と紹介しましたが、自分でどのくらい屋根が劣化しているか判断できたら、ベストなタイミングで塗装できますよね。
ガルバリウム鋼板屋根の劣化状況を判断する方法は、下記のようになります。
まずは、ガルバリウム鋼板屋根の色が新築の時よりも薄くなったら、塗装する目安になります。
色が薄くなるのは、塗膜の機能が落ちているからです。
また、ガルバリウム鋼板屋根にキズや凹みがある場合は、できるだけ早く塗装しましょう。
キズや凹みから、赤さびが発生する恐れがあるからです。
雹や霰などでもキズがつく可能性があるので、注意してください。
- 10年~15年ぐらいを目安に塗装すべき
- 屋根の色が新築時よりも薄くなったら、塗装する目安
- キズや凹みがある場合も塗装すべき
- 雹や霰でもキズがついてしまう可能性がある
ガルバリウム鋼板は、錆びにくく耐久性が高いのですが、完全に錆びないわけではありません。
ガルバリウム鋼板屋根を保護するために塗装するのですが、塗装された屋根は雨風や紫外線にさらされて時間が経つにつれ劣化してしまいます。
そのため10年~15年を目安に塗装をする必要があるですが、費用はそれなりにかかってしまいます。
助成金・補助金制度に申請して、助成金・補助金をもらい塗装費用を安くしましょう。
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・屋根の色が褪せてきた
・屋根の汚れが目立つようになってきた
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こういった症状を放置すると、家の寿命が縮んだり、修繕費用が高くなったりするため、
10年くらいで屋根塗装はした方が良いと言われています。
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屋根塗装や外壁塗装には、助成金が支給されることをご存じでしょうか?
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