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塗装するだけで断熱・遮熱機能があるGAINA(ガイナ)という塗料がある事を、ご存知でしょうか?
家の塗装をする際に、GAINAを勧められた事がある人もいるかもしれません。
しかし、どのような塗料なのか知らなければ、家に塗装しようか悩みますよね。
そこで、断熱・遮熱機能があるGAINAについて、紹介します。
GAINA(ガイナ)の塗装費用は?
塗装するだけで断熱・遮熱機能があるGAINA(ガイナ)って何?
GAINAは、2006年に株式会社日進産業から販売された塗料です。
外壁塗装や屋根塗装だけではなく、内装に塗ることもできる人気の塗料で断熱・遮熱機能が高いという特徴があります。
GAINAを家の外壁や屋根に塗装すると、太陽からの熱を効率よく反射して夏に家の中が熱くなるのを抑えることができるのです。
そのため、冷房をつける時間が短くなることから省エネ商品として高い評価をされ、2017年度には製品・ビジネスモデル部門で「審査委員会特別賞」を受賞しています。
また、GAINAは断熱・遮熱機能だけではなく結露防止や遮音・防音、不燃や臭い対策といった様々な機能を持っています。
これだけの機能がある塗料を塗装したいと思う人は多いかもしれませんが、気になるのは塗装費用ですよね。
GAINAの塗装費用は、どのくらいかかるのでしょうか?
GAINA(ガイナ)の塗装費用は?
GAINAの塗料で延べ面積30坪の一戸建て住宅を塗装した場合の費用は、だいたい120~165万円です。
延べ面積40坪の一戸建て住宅を塗装した時の費用は、おおよそ150~195万円になります。
家の床面積の合計で1階と2階が15坪だと、延べ面積は30坪になります。
坪数 | 塗装面積 | 費用相場 |
---|---|---|
30坪 | 118.8㎡ | 約120~165万円 |
40坪 | 158.4㎡ | 約150~195万円 |
また、1階が20坪で2階が10坪でも延べ面積は30坪です。
日本の一戸建て住宅の平均坪数が30~40坪のため、延べ床面積30坪と40坪の費用を記載しました。
自分の家が延べ床面積40坪より多い場合は、上記の費用よりかかると考えて下さい。
上記の費用は、外壁と屋根塗装、足場代や人件費、施工費や廃棄物撤去費用などを含んだ金額になります。
外壁や屋根の劣化状況によって費用は変わってきますし、雨どいや雨戸、換気フードやベランダ、玄関のひさしやデッキといった附帯物への塗装などでも費用は変動します。
GAINA(ガイナ)の塗装費用を助成金や補助金で安くできる?
同じ延べ床面積30坪の一戸建て住宅をアクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料で塗装した時の費用より、GAINAで塗装した時の方が高いため、塗装しようか悩む人もいるでしょう。
しかし、GAINAの耐用年数は15~20年と、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料より長いのです。
耐用年数が長いということは、塗り替える回数が少ないので長期的な視点で考えるとむしろGAINAは安いと言えるでしょう。
とは言え、1回の塗装で決して安くない塗装費用がかかるのですから、できるだけ安くしたいですよね。
塗装費用を少しでも安くしたいと考えているのであれば、助成金や補助金を利用してみてはいかがでしょうか。
助成金や補助金は、「省エネリフォーム」と「一般的な住宅リフォーム」の2種類があります。
特に断熱・遮熱機能があるGAINAを塗装した場合は省エネにつながるので、省エネリフォーム関係の助成金か補助金がもらえる可能性があります。
ただし、助成金または補助金制度は全ての自治体で行っていません。
GAINAを塗装する前に、まずは今住んでいる自治体のホームページや窓口で、助成金や補助金制度があるのか調べてみてください。
- GAINAは断熱・遮熱機能がある
- 結露防止や遮音・防音、不燃や臭い対策といった様々な機能もある
- 延べ面積30坪の一戸建て住宅を塗装した場合の費用はだいたい120~165万円
- 費用を抑えたいなら、助成金や補助金制度を利用する
GAINA(ガイナ)の塗装時期は?
GAINA(ガイナ)の塗装費用や助成金、補助金制度が利用できる可能性について紹介しました。
では、GAINAを塗装した一戸建て住宅は、何年後に塗装し直せばいいのでしょうか?
GAINA(ガイナ)の耐用年数は15~20年
上記でも紹介しましたが、GAINAの耐用年数は15~20年と、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料より長いです。
そのため、次にGAINAを塗装するのは15~20年後なのですが、もっと正確な塗装時期を知りたいですよね。
GAINAを塗装する時期は、どのように判断したらいいのでしょうか?
まずは、GAINAを塗装した当時より、家の外壁や屋根の色が古ぼけたり薄くなったりしていたら塗装することを考えて下さい。
塗装された塗料が乾いて硬化すると塗膜という膜ができるのですが、色が薄くなっている場合は塗膜がはがれ落ちて、断熱・遮熱機能が低下しているからです。
また、家の外壁や屋根を触って手に白い粉っぽいものが付いたら、塗装しましょう。
白い粉はチョーキング現象または白亜化現象とも言われていて、雨や紫外線などが原因で塗料の中の顔料が粉になり、家の外壁や屋根の表面に現れたものです。
他にも苔やカビが発生していたり、外壁や屋根の一部が錆びていたりした場合は、塗装してください。
- GAINAの耐用年数は15~20年
- 塗装時より色が古ぼけたり、薄くなったりしていた時は塗装する
- チョーキング現象が現れた時は塗装する
- 苔やカビが発生している時も塗装する
- 錆がある場合も塗装する
断熱・遮熱機能があるGAINA(ガイナ)は、夏のエアコンの消費電力を抑えることができるなど、省エネ商品として高い評価を受けています。
しかし、費用は他の塗料に比べて高く、塗装しようか迷う人も少なくありません。
GAINA(ガイナ)の耐用年数は他の塗料に比べて長いので、長期的な視点で考えるとむしろ安いと言えるのですが、少しでも安く塗装したい場合は助成金や補助金制度に申請して助成金や補助金をもらいましょう。
【2024年最新】
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外壁塗装は築10年を越えたら!
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築10年を超えている場合や、自宅の外壁が次のような状態になっている場合は、助成金と相見積もりを活用して外壁塗装をすることをおすすめします。
- 外壁に剥がれている部分やひびが入った部分がある
- 外壁に錆びが浮いている
- 外壁にシミや色褪せがある
- 外壁に苔や藻、カビが発生している
- 外壁に触ると手に粉がつく
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放っておくと家の劣化を招き、下記のようなトラブルが発生する可能性も。
- すきま風が入ってくる
- 雨漏りが発生する
- 築年数以上に古い印象を与える
- 災害時に大きな被害を受ける可能性がある
- 家の資産価値が下がる
すき間風や雨漏りが発生すると快適に過ごせなくなるだけでなく、家の耐久性を損ね、地震や台風などの災害時に大きな被害をもたらす可能性があります。
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