【屋根】かぶせ工法の費用や選べる屋根材は?

かぶせ工法とは、家の今ある屋根材の上から新しい屋根材をかぶせる施工方法のことで、屋根カバー工法とも言われています。

かぶせ工法を今業者から勧められている人にとっては、費用がどれくらいかかるのか、どの屋根材がいいのか気になることが多いですよね。

そこで、かぶせ工法の費用や屋根材について紹介します。

目次

かぶせ工法の費用はどのくらい?

屋根のメンテナンスの方法の一つにかぶせ工法があるのですが、知らない人も多いでしょう。

そこで、かぶせ工法の費用とメリットとデメリットについて、紹介します。

費用はどれくらいかかる?

かぶせ工法をすすめられている人、かぶせ工法を検討している人にとって最も気になるのが費用ですよね。

延べ面積30坪の一戸建て住宅の屋根をかぶせ工法した場合の費用相場は、80~140万円ほどになります。

費用相場にかなりの幅がありますが、これは屋根の面の数やかぶせる新しい屋根材のグレードによって費用が変わるからです。

また、屋根の劣化状況によっても変わるので、あくまでも費用がこのくらいかかるという目安にしてください。

かぶせ工法の工程は?

かぶせ工法の工程は、どのようになっているのでしょうか?

まず、家の最も高いところに取り付けてある屋根材(棟板金)を撤去します。

次に屋根の上に防水シートを張り、防水シートの上に新しい屋根材を張ります。

そして、棟板金の中に入っている貫板と棟板金を設置します。

最後に、仕上げをして完了です。

かぶせ工法に必要な日数はだいたい5日で、工事中であっても家には出入りできますし、普通に生活をすることも可能です。

地域によっては最後の仕上げに、雪止めを設置することもあります。

かぶせ工法の費用はどのくらい?
  • 延べ面積30坪の一戸建て住宅の場合の費用相場は、80~140万円ほど
  • 工事に必要な日数は約5日
  • 工事中でも普通に生活することができる

屋根のかぶせ工法のメリット

費用や工程を紹介したので、次はかぶせ工法のメリットについて、解説します。

まずは、廃材出ないためコストを抑えることができます。

元々の屋根を撤去せずに、新しい屋根材を上からかぶせる工事なので、解体作業や廃材が発生せずコストを抑えることができます。

次に、工程が少ないので工事が早く終わります。

上記でも紹介しましたが、かぶせ工法に必要な日数はだいたい5日なので、工事が早く終わるのです。

工事をしている時の騒音は、自分はもちろん近所の人にも迷惑をかけてしまうので、早く工事が終わるのはメリットになります。

最後に、家の断熱性が上がるというメリットがあります。

前の屋根材をはがさずに、新しい屋根材をかぶせているので二重構造になるからです。

外の暑さや寒さが家の中に、伝わりにくくなる効果が期待できます。

屋根のかぶせ工法のデメリット

かぶせ工法にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

まず、かぶせ工法は新しい屋根材をかぶせる工事なので、屋根の内部の経年劣化やキズはそのままになります。

また、かぶせ工法が終わった後は、前の屋根材と新しい屋根材の二重構造になっているので、屋根のリフォームなど

またする時には、屋根材をはがす手間がかかってしまい費用がかさみます。

次に、耐震性が下がるというデメリットがあります。

何度も言いますが、かぶせ工法が終わった後は屋根が二重構造になるので、屋根の重量が増えてしまいます。

そのため、家の重心が高くなり地震の影響を受けやすくなってしまいます。

かぶせ工法のメリット・デメリット
  • コストを抑えられ、工事が早く終わる
  • 家の断熱性が上がる
  • 劣化などのキズはそのままで、屋根材をはがす手間から費用がかさむ
  • 二重構造になるため、耐震性が下がる

かぶせ工法の屋根材は?

かぶせ工法の費用相場やメリット・デメリットなどを紹介しました。

かぶせ工法は耐震性が下がってしまうデメリットがあるため、かぶせ工法で使える屋根材は限定されてしまうのですが、どういった屋根材が選べるのでしょうか?

かぶせ工法で選べる屋根材

かぶせ工法で選べるのは、軽量な金属系の屋根材です。

軽量で耐久性が高い金属系の屋根材であれば、屋根の重量をそれほど増やさないため耐震性への影響を抑えることができるからです。

よく活用されている屋根材は、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、エスジーエル鋼板の3つです。

この中では、エスジーエル鋼板の耐久年数が一番長いのですが、費用が一番高いので、どの屋根材を選ぶかは、よく考えて下さい。

葺き替えとの違いは?

ここまで、かぶせ工法について紹介しましたが、屋根のリフォームには「葺き替え」という工事もあります。

かぶせ工法と葺き替えは、どのように違うのでしょうか?

上記でも紹介しましたが、かぶせ工法は今の屋根材はそのままで、新しい屋根材をかぶせる工事です。

しかし、葺き替えは今の屋根材を撤去して下地を補修し、新しい屋根材に葺き替える工事なのです。

葺き替えは今の屋根材を撤去するので、かぶせ工法よりも工事の日数が少し長くなります。

また、屋根のかぶせ工法の費用は延べ面積30坪の一戸建て住宅で80~140万円ほどですが、同じ条件で屋根の葺き替えの費用は140~200万円ほどになります。

屋根の葺き替えは高額なため、工事を行うか躊躇してしまう人も多いでしょう。

その場合は、かぶせ工法がおすすめなのです。

しかし、屋根のかぶせ工法ができない場合もあります。

過去に屋根から雨漏りがしたことがある場合は、屋根の下地などが痛んでいる可能性があります。

かぶせ工法は新しい屋根材をかぶせる工事なので、屋根の内部の経年劣化やキズがそのままになってしまい、気づいたら下地の劣化や腐敗が進行しているかもしれないのです。

そのため、かぶせ工法は実施できません。

また、かぶせ工法にスレート材や瓦など金属系の屋根材以外を希望する場合は、かぶせ工法では叶いづらいので葺き替え工事を行いましょう。

今の屋根材が瓦だった場合もかぶせ工法は、実施できません。

瓦は波状の形をしているため、そこに防水シートや新しい屋根材を施工するのが難しいためです。

瓦そのものが重いので、その上に新しい屋根材をかぶせると家の重心が高くなり地震の影響をかなり受けやすくなってしまうという理由もあります。

かぶせ工法の屋根材は?
  • 軽量な金属系の屋根材を使用する
  • 葺き替えは今の屋根材を撤去する
  • 葺き替えはかぶせ工法より工事日数が少し長くなる
  • 過去に雨漏りなどあった場合は、かぶせ工法ができない
  • 屋根材が瓦の場合も、かぶせ工法ができない

屋根のかぶせ工法について、紹介しました。

かぶせ工法とは、今の屋根材に防水シートや新しい屋根材をかぶせる工事のことで、5日ぐらいで完了します。

費用相場は延べ面積30坪の一戸建て住宅の場合80~140万円ほどになります。

メリットやデメリットがあるので、よく考えて工事を依頼しましょう。

また、かぶせ工法で使用できる屋根材は耐震性への影響を抑えるために軽量の金属系しか選ぶことができません。

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